オートモザラック動画の使い方

動画ファイルを処理する手順

動画にモザイクをかける

アプリ画面の左上から、順に設定します。このページだけで、最初の準備から完成品の保存まで進められます。

1. プロファイル:設定のセットを選ぶ

左上の名前の欄で、使うプロファイルを選びます。別の設定セットを作る場合は「新規」です。
左上の名前の欄で、使うプロファイルを選びます。別の設定セットを作る場合は「新規」です。

プロファイルは、入力・出力フォルダーや検出・効果などをまとめた「設定のセット」です。最初は、今選ばれているプロファイルを使って構いません。

例えば「仕事用」「練習用」に分けると、毎回フォルダーや粒度を入れ直さずに切り替えられます。選ぶと設定も切り替わるので、この後の項目を上から確認します。

新規・リネーム・コピー・削除は何をする?
新規
名前を付けて、初期設定のセットを作ります。
リネーム
選んでいる設定の名前を変えます。
コピー
保存済みの設定を複製します。画面で変更した内容を使いたいときは、先に「設定保存」を押します。
削除
選んだ設定のセットを削除します。入力画像・動画を削除するボタンではありません。

使うプロファイルを選んだら、すぐ下の「処理タイプ」へ進みます。

2. 処理タイプ:元データに合うものを選ぶ

元データに合うボタンを一つ選びます。写真・実写の教材なので、ここでは「リアル動画」を選んでいます。
元データに合うボタンを一つ選びます。写真・実写の教材なので、ここでは「リアル動画」を選んでいます。

処理タイプは、どの元データを処理するか、どの検出モデルを使うかを選ぶ項目です。モザイクの種類ではありません。

イラスト・アニメの動画
「アニメ動画」を選びます。

写真・実写の動画
「リアル動画」を選びます。

どちらか一つを選びます。選択したボタンに色が付き、使える設定項目が切り替わります。

種類を選んだら、下の「入出力設定」へ進みます。

3. 入出力設定:元データと保存先を指定する

入力=処理前の元データ。出力1=完成品の保存先。別々のフォルダーを用意します。

各行の「選択」で保存先を指定します。入力と出力1は別のフォルダーにします。
各行の「選択」で保存先を指定します。入力と出力1は別のフォルダーにします。
各フォルダーの役割・指定方法・学習用を確認する
  1. 指定する行の「選択」を押す

    入力・出力1・学習用、それぞれ別の保存先を指定します。ファイルを1枚ずつ選ぶ操作ではありません。

  2. フォルダ選択画面で、使うフォルダを開いて確定する

    確定すると、その行にフォルダの場所が表示されます。場所が分かっている場合は、入力欄へフォルダのパスを直接入力することもできます。

  3. 任意の行は、先にチェックを入れる

    学習用は、左のチェックを入れると入力欄と「選択」が有効になります。チェックを外した行は使いません。

項目入れるもの・保存されるもの使う場面
入力未処理の元画像・元動画。自動処理、新規の手動処理、修正時の元画像参照。
出力1主となる設定で加工した完成品。完成動画の保存先。「この動画を出力」「全動画を出力」で書き出します。
学習用運営側へ渡す学習用の画像・動画フレームをまとめる保存先。学習用を有効にして保存先を指定します。動画はレビュー中にVキー、またはモザイクをかけるなどの操作をしたときに、その時点の未加工のフレームを保存します。

サブフォルダと、出力のフォルダ構造

入力の「サブフォルダ検索」を有効にすると、指定したフォルダの下も探します。出力の「フォルダ構成維持」を有効にすると、入力を基準にしたフォルダ構造を出力先にも作ります。例えば入力内の「作品A/動画.mp4」は、出力1内でも「作品A/動画.mp4」になります。

学習用にチェックすると、自動でAIが学習する?

運営側へ渡す学習用の画像を集めるための保存先です。チェックするだけでモデルの学習が始まる設定ではありません。動画で自動保存されるのは、「かける」で範囲を追加する操作をしたときです。

動画では出力2・削除先・未検出は表示されません。「メタ情報を残す」も動画では無効です。

保存先を決めたら、下の「検出設定」へ進みます。

4. 検出設定:自動で探す部位を選ぶ

自動で検出したい部位にチェックを入れます。判定は甘め・厳しめのスライダーで調整します。
自動で検出したい部位にチェックを入れます。判定は甘め・厳しめのスライダーで調整します。

「検出設定」で、処理したい部位にチェックします。「自動処理開始」は、チェックした部位をAIが探し、見つけた範囲へ選択した効果をかける操作です。例えば女性器だけをチェックすれば、自動検出する対象を女性器に絞れます。

顔や服、画面全体に自動でモザイクをかける設定ではありません。このガイドのバナナ・アワビは説明用の代用品です。食品を自動検出する機能の実演としては扱っていません。

判定変わること確認すること
甘め(左)対象の候補を拾いやすくします。見逃しを減らしたいときに試し、関係ない場所まで検出していないか確認します。
厳しめ(右)確信の強い候補に絞ります。誤検出が多いときに試し、必要な部位を見逃していないか確認します。

最初は現在の設定で「プレビュー」を見て、対象ごとに調整します。判定はモザイクの粒の大きさを変える設定とは別です。

探す部位を選んだら、「処理設定」と「形式」で隠し方を決めます。

5. 処理設定と形式:どう隠すかを決める

粒の大きさ、ぼかし強度、処理方法、処理範囲を決めます。
粒の大きさ、ぼかし強度、処理方法、処理範囲を決めます。

「形式」で効果を選び、「処理設定」で仕上がりを調整します。ここでいう「形式」は、モザイク・ぼかしなどの加工方法です。画像の拡張子を変換する項目ではありません。

効果仕上がり調整する項目
モザイク対象の色を四角い粒にまとめます。モザイク粒度、処理方法、処理範囲。
ぼかし対象をぼかして細部を隠します。ぼかし強度、処理方法、処理範囲。
黒塗り選んだ範囲を黒く塗ります。処理方法、処理範囲。
白塗り選んだ範囲を白く塗ります。処理方法、処理範囲。
モザイク粒度:日本標準
FANZA同人と同じ「画像全体の長辺÷100」を基準に、粒の大きさを自動で決めます。長辺は、画像の縦・横のうち長い方です。小数点以下は切り上げます。例:長辺1536pxなら16px、長辺2000pxなら20pxです。
モザイク粒度:カスタム
自分で粒の大きさを指定します。数値を大きくすると粒が大きくなります。最初は少数の画像で隠れ方を確認し、必要な粒度を決めます。
処理方法:輪郭に沿う
対象の形に沿って処理します。周囲を大きく四角く覆わず、滑らかな外周に仕上げたいときに選びます。
処理方法:四角で処理
対象にかかる四角いブロックの単位で処理範囲を作ります。外周もブロックの形になります。粒度を変えるとブロックの大きさも変わります。
処理範囲:狭い←→広い
対象の周りをどれだけ広く覆うか調整します。端が見えているときは広げ、周囲までかかりすぎているときは狭めてプレビューを確認します。粒度とは別の設定です。
ぼかし強度
「ぼかし」を選んだ場合の強さです。モザイクの粒度を変えても、ぼかし強度は変わりません。

手動編集では右側の「手動設定」で、その操作の効果・粒度・処理方法・AI検出範囲拡張などを決めます。左側の一括処理用設定と、これから描く手動操作の設定は、作業前にそれぞれ確認してください。

輪郭に沿う処理と四角で処理の比較を見る →

設定を保存して、処理を始める

左下の「設定保存」で、今のプロファイルへ設定を残します。
左下の「設定保存」で、今のプロファイルへ設定を残します。

左側の設定ができたら、下部の「設定保存」を押します。今のプロファイルに設定を残し、次回も使えるようにします。

「設定保存」だけでは画像・動画の加工は始まりません。次の「自動処理開始」、または自分で範囲を決める手動処理へ進みます。

自動処理の後は、漏れとかかりすぎを確認する

「自動処理開始」で、チェックした男性器・女性器・肛門をAIが検出して処理します。学習できていない形・見え方などは見逃しが出ることがあります。自動処理は100%ではありません。終わったら、必ず動画を再生して漏れとかかりすぎを確認してください。

自動処理開始前に対象動画3件を確認するダイアログ
開始前に対象本数を確認します。この画面例では3本です。
自動処理完了の案内。処理した動画の本数と失敗数が表示される
解析が終わると完了の案内が出ます。本数と失敗数を確認して「OK」を押します。
自動処理後に右側だけで開く確認画面。食品は検出されず、アワビにはモザイクがない
「確認」で右側の動画を再生して見直します。この食品教材ではアワビが未処理です。食品は自動検出の対象ではありません。手動で全体を指定する操作例として使います。
  1. 自動処理開始を押す

    対象本数を確認して解析します。食品を使った教材は部位の代わりに範囲を指定した見本です。

  2. 解析が終わったら「確認」へ

    完成扱いにせず、下の手順で動画全体を見直します。漏れは手動で補い、不要なモザイクは消します。

解析済みの動画があるときは、どちらを選ぶ?

新しい動画だけ処理「未解析のみ解析します」解析済みの結果と手直しは残る
最初から検出し直す「すべて再解析します」解析済みの修正と確認状況もリセット

選択肢の違いを示す説明図です。実際の選択ダイアログの撮影ではありません。

選択肢何が変わる?使う場面
未解析のみ解析します(解析済み: スキップ)未解析の動画を解析します。解析済みの結果・手直しは残します。動画を追加したとき、途中から再開したいとき。
すべて再解析します解析済みもやり直します。消す/かける等の修正内容と確認状況もリセットされます。検出設定を変え、既存結果も含めて最初から検出し直したいとき。

未解析が0本なら、新しい解析は始めず、残っている確認や出力へ進みます。手修正を残したいときは「すべて再解析」を選ばないでください。

①新規処理=自分で範囲を追加。②確認=解析した結果を見る。③「次へ」で開きます。1↓2↓3↓
①新規処理=自分で範囲を追加。②確認=解析した結果を見る。③「次へ」で開きます。
モードいつ使う?
手動モード解析を始めず、自分で範囲を追加するとき。既存の解析データがあればそのデータを開きます。
確認モード解析済み・保存済みの結果を確認して直すとき。

自動解析による部位の検出と、手動で追加した範囲の「追従」は別の操作です。追従する範囲を保存した後、追従処理を実行します。

再解析する場合の選び方

前回の結果を残して新しい動画だけ調べるなら「未解析のみ解析します」。設定を変えて全動画を最初から調べ直すなら「すべて再解析します」を選びます。後者では解析済みの確認・手直しもやり直しになるため、開始前に対象を確かめます。

スロー再生 → 1フレーム確認 → 補修 → 再確認

「追従完了」だけで完成にはしません。モザイクの漏れがないか、端まで確認します。音声を聞かなくても、次の順番で確認できます。

まず、スローで動画全体を見る

再生ボタンのすぐ下で速度を落とし、漏れやずれを探します。
再生ボタンのすぐ下で速度を落とし、漏れやずれを探します。

再生速度を0.25倍・0.5倍にして再生。速い動き、姿勢の変化、対象の出入り、場面の切り替わりでは特に注意します。気になる所で一時停止します。

左右の矢印で、1フレームずつ確かめる

再生位置・現在フレーム・区間帯を見ながら、左右の矢印で細かく進めます。1↓2↓
再生位置・現在フレーム・区間帯を見ながら、左右の矢印で細かく進めます。

←/→で前後の1フレームへ移動します。対象の中央だけでなく外周、フレームの端、出現・消失の瞬間まで見ます。時刻とフレーム番号を目印にします。

漏れたら止めて、対象全体を囲み直す

今回追従する赤い範囲が、対象の中央と外周を含むか確認します。開始・終了を決めて「この範囲で確定」。
今回追従する赤い範囲が、対象の中央と外周を含むか確認します。開始・終了を決めて「この範囲で確定」。

「かける」で、モザイク済みの部分も含めて対象全体を囲み直します。足りない小さな部分だけでは、その部分しか追従しません。対象がいる開始・終了フレームを指定して「追従」を確定し、追従処理を実行します。

かけ直した区間の前後を、もう一度見る

追従後・最初のフレーム。中央と外周が隠れているか確認します。
追従後・最初のフレーム。中央と外周が隠れているか確認します。
追従後・最後のフレーム。ズームで大きくなった対象も、端まで確認します。
追従後・最後のフレーム。ズームで大きくなった対象も、端まで確認します。

追従結果が表示されたら、直した区間とその前後をスローと1フレーム送りで再確認します。必要なら、囲み直しと区間指定を繰り返します。漏れ・ずれ・かかりすぎがないことを確認してから出力します。

区間帯の色を目印にする

オレンジの実線
モザイクが有効な区間。
紫の破線・中抜き
モザイクの途切れ。1回クリックして移動・確認し、もう一度クリックするとつながります。
赤い下線
位置ずれや自動でつなげられない途切れなど、確認が必要な場所。クリックして結果を見て、必要なら囲み直して追従します。
青い縦線
現在見ているフレーム。

色が付いていない場所も映像を確認してください。区間帯の表示だけで、漏れがないとは判断できません。

範囲を追加する

「どこに」「いつまで」かけるか決める

同じ対象のかけ直し。左は足りない端だけが追従対象、右はモザイク済みの部分を含む対象全体が追従対象。
囲む範囲を説明する図です。実際のアプリ画面ではありません。

「手動設定」で効果と粒度を確認してから、処理する範囲を指定します。「適用方法と範囲」で「追従」か「固定」を選び、開始・終了フレームを指定して確定します。

矩形・楕円などで範囲を指定すると「適用方法と範囲」が開きます。矩形・楕円・ブラシのCtrl+ドラッグは直接処理、通常のドラッグはスマート検出です。AI選択のCtrl+ドラッグは輪郭候補の提示になります。

①追従/固定を選ぶ → ②開始・終了を決める → ③「この範囲で確定」。全区間・最後までは区間指定の補助です。1↓2↓3↓
①追従/固定を選ぶ → ②開始・終了を決める → ③「この範囲で確定」。全区間・最後までは区間指定の補助です。
項目使い分け
固定同じ位置と形で、指定した区間へ適用。追従処理で動かす範囲にはなりません。
追従対象の動きに合わせる範囲。保存後に追従を実行します。
開始・終了スライダーまたは数値で、適用する最初と最後のフレームを指定します。
全区間先頭から末尾までを指定します。
最後まで開始位置を残し、終了を動画の末尾へ合わせます。

場面や人物が切り替わるときは区間を分けます。今回の操作動画では1〜48フレーム、約4秒を指定しています。別の場面まで同じ範囲を追従させないよう、開始と終了を確認してください。

開始と終了を1フレームずつ確かめる

←・→キーで対象が現れる開始フレームと、消える直前の終了フレームを決めます。追従後はその前後も再生し、対象がない場所に効果が飛んでいないか確認します。

対象全体を囲むところから、画面で確認

同じ場所をかけ直す場合は、全体を囲んでください。足りない小さな部分だけを囲むと、その部分だけが追従対象になります。

以下は未処理の対象を初めて囲む場面です。すでにモザイクがある対象を囲み直す操作の撮影ではありません。かけ直す場合も、モザイク済みの部分を含めて対象全体を指定します。

①AI選択で、対象全体を囲む

Ctrlを押してドラッグ。対象の先端から下端まで、全体を囲みます。
Ctrlを押してドラッグ。対象の先端から下端まで、全体を囲みます。

②Ctrlを離し、候補の中央と外周を見る

色の付いた候補が、中央も端も含んでいるか確認します。
色の付いた候補が、中央も端も含んでいるか確認します。

候補が違えばホイールで切り替えます。合う候補を確認してクリックすると、適用方法と範囲が開きます。

③追従する開始・終了フレームを決める

「追従」と開始・終了を確認して、「この範囲で確定」。
↓
「追従」と開始・終了を確認して、「この範囲で確定」。

対象が映っている区間だけを指定します。この教材は約3秒間ずっと対象が映っています。対象が消えたり場面が切り替わったりする動画では、その前で区切ってください。

④追従待ちに登録されたことを確認する

下の「追従開始(1件)」が目印。確定しただけでは追従は終わっていません。
↓
下の「追従開始(1件)」が目印。確定しただけでは追従は終わっていません。

1本ずつ確認するなら「追従開始」。複数本の指定を先に済ませるなら「次へ」から「保存して次へ」を選びます。今すぐ追従/まとめて追従の手順へ →

ドラッグから確定までを再生する

実操作録画・音声解説・日本語字幕付き。最初は消音です。操作の順番を保ち、説明中は画面を一時停止しています。全画面でも確認できます。

同じ場所をかけ直す手順

いったん止め、モザイク済みの部分も含めて対象全体を囲み直す。色付き候補が中央と外周を覆うことを見てから、追従と開始・終了フレームを指定して確定します。追加した小さな部分だけを囲むと、その部分だけが追従します。

今すぐ追従/保存して次へ/まとめて追従を使い分ける

1本の結果を先に確かめるなら「今すぐ追従」。複数本の範囲を先に指定するなら「保存して次へ」です。

「次へ」を押すと、追従を始めるか選べます

①今すぐ追従:今の動画を処理する。②保存して次へ:指定だけ残して次の動画へ進む。1↓2↓
①今すぐ追従:今の動画を処理する。②保存して次へ:指定だけ残して次の動画へ進む。
  1. 今すぐ追従現在の動画を処理し、完了後に結果を確認します。1本ずつ仕上げたいときに選びます。
  2. 保存して次へ追従待ちの範囲と区間を保存して次の動画へ進みます。この時点では追従は開始しません。

20本・30本でも、指定を済ませてからまとめて追従できます

  1. 修正しない動画は「次へ」

    再生して漏れや不要なモザイクがないことを確認したら、そのまま次へ進みます。新しい追従範囲を作る必要はありません。

  2. 修正する動画では、範囲と区間を指定

    同じ場所をかけ直す場合は対象全体を囲み、対象が映っている開始・終了フレームを指定します。「次へ」またはFキーを押し、「保存して次へ」を選びます。

  3. 次の動画でも、指定してから「保存して次へ」

    必要な動画を順に確認します。20本でも30本でも同じ流れです。

  4. 最後に「まとめて追従」を押す

    動画一覧で、チェックと処理対象の本数を確認します。

1本目は修正せず、次へを押して2本目に進んだ実画面
1本目は修正不要だったので、そのまま「次へ」。表示が2/3本目に変わり、2本目を確認します。
この実例では、修正なしの1本目は未チェック。追従待ちの2本だけが処理対象です。①チェック ②対象本数 ③追従開始。1↓2↓3↓
この実例では、修正なしの1本目は未チェック。追従待ちの2本だけが処理対象です。①チェック ②対象本数 ③追従開始。

「追従開始」を押します。行を選ぶ操作と、左端のチェックは別です。処理待ち・中断・要対応の状態も確認してください。

追従・保存が2/2本完了した実画面。処理が終わったら閉じて、各動画の仕上がりを確認します。1↓2↓
追従・保存が2/2本完了した実画面。処理が終わったら閉じて、各動画の仕上がりを確認します。

完了後も、動画を1本ずつ再生して見直します。0.25倍・0.5倍と左右キーのコマ送りで、対象の端、開始・終了の前後、場面の切り替わりを確認します。漏れやずれがあれば補修してから出力します。

漏れを再生して確認する → / 確認した動画を出力する →

意図しない場所のモザイクを消す

背景の線や、検出対象に似た形をAIが誤って拾うことがあります。漏れだけでなく、余計なモザイクも確認します。

「処理範囲を表示」をONにして見つけ、動画を一時停止します。下の例は削除手順の実演用に、手動で追加した範囲を消しています。自動検出の誤検出例ではありません。

「モザイク削除」で消すのは、選んだモザイクの指定した開始・終了フレームだけです。「表示中の全モザイクを選択」は今のフレームに見えているものだけを選びます。別のフレームにしかないモザイクは選ばれません。動画全体をやり直す場合は、Ctrl+Shift+Gでリセットします。

①「モザイク削除」を押す

下の「モザイク削除」から、消す対象と区間を選べます。
下の「モザイク削除」から、消す対象と区間を選べます。

②映像の中で、消すモザイクをクリック

選んだ範囲に赤い輪郭が付き、「選択中:1件」になります。対象を確認して「次へ」。
選んだ範囲に赤い輪郭が付き、「選択中:1件」になります。対象を確認して「次へ」。

複数の範囲を選ぶこともできます。「表示中の全モザイクを選択」は、必要なモザイクまで含まないか確認してから使います。

③消す開始・終了フレームを指定する

開始・終了と選択件数を確認し、「フレーム…で削除」を押します。
開始・終了と選択件数を確認し、「フレーム…で削除」を押します。

④消えた結果を見直す

選んだ範囲が消えました。指定区間の前後も、左右キーで確認します。
選んだ範囲が消えました。指定区間の前後も、左右キーで確認します。

間違えたら「元に戻す」。戻しすぎたら「やり直し」

元に戻す:削除したモザイクが戻ります。Ctrl+Zでも操作できます。
元に戻す:削除したモザイクが戻ります。Ctrl+Zでも操作できます。
やり直し:削除をもう一度適用します。Ctrl+Yでも操作できます。
やり直し:削除をもう一度適用します。Ctrl+Yでも操作できます。

最後に青い表示をOFFにして、必要なモザイクまで消えていないか確認します。

範囲の一部分だけを消したいとき

上の「消す」で不要な部分を指定します。動く範囲は適用方法と区間を指定して追従を実行します。「モザイク削除」は、選んだ対象を区間ごと消す操作です。

おかしな場所にかかったら、戻してかけ直す

まず一時停止します。直前の1操作を戻すならCtrl+Z。まとめて消してやり直すときは、リセットする範囲を選びます。

戻す範囲キー注意
現在のフレームだけCtrl+Gほかのフレームのモザイクは残ります。動画全体を消す操作ではありません。
今開いている動画全体Ctrl+Shift+Gこの動画の全フレームのモザイクを消します。ほかの動画はリセットしません。

Ctrl+Shift+Gは、今開いている動画の全モザイクと追従待ちをリセットします。選んだモザイクと区間だけを消す「モザイク削除」とは違います。保存済みの動画ファイルは変わらないため、修正後は再出力してください。

①全体をやり直すときは、確認画面で「リセット」

Ctrl+Shift+Gで開いた確認画面。全体を消してよければ「リセット」。
↓
Ctrl+Shift+Gで開いた確認画面。全体を消してよければ「リセット」。

②消えたことを、再生して確認する

リセット前:対象にモザイクがかかっています。
リセット前:対象にモザイクがかかっています。
リセット後:中央と外周のモザイクが消えています。
リセット後:中央と外周のモザイクが消えています。

Ctrl+Gでは次のフレームに進むとモザイクが残っていても正常です。動画全体をやり直したい場合はCtrl+Shift+Gを使います。間違えてリセットしたら、Ctrl+Zで戻せます。

③対象全体を囲み直し、区間を指定して追従する

必要なモザイクも消えるため、対象全体を囲み直す手順へ戻ります。開始・終了フレームを合わせて追従し、0.25倍・0.5倍の再生と←/→で漏れ・ずれを再確認してから出力します。

一部の対象や区間だけを消したいときは、モザイク削除で対象と区間を指定できます。

全体リセットから再生確認までを見る

実操作録画・音声解説・日本語字幕付き。最初は消音です。操作の順番を保ち、説明中は画面を一時停止しています。全画面でも確認できます。

動画でも、処理した範囲を青く表示する

背景の線などに余計なモザイクが残っていないか、青い表示で探せます。モザイク・ぼかし・黒塗り・白塗りの処理が残っている範囲を表示します。

上の操作バー。設定の右にある「処理範囲を表示」にチェックを入れる。1↓
操作バーの「処理範囲を表示」でON/OFF。
  1. チェックを入れる上の「処理範囲を表示」をONにします。最初はOFFです。
  2. 再生して探す青い表示は、そのフレームのモザイクと同じ位置に付きます。背景に余計な範囲を見つけたら一時停止し、「モザイク削除」で対象と削除区間を確認します。
  3. チェックを外す青い表示だけをOFFにして、通常の仕上がりを確認します。モザイクは残ります。

6秒・無音。ON → OFF → ON の順で切り替えます。写真にパンとズームを加え、表示を確認する見本です。

継ぎ足した範囲はまとめて表示します。重なった部分だけ濃くしたり、内側の境界線を増やしたりしません。青い着色は確認用で、出力には入りません。

すでに加工されたファイルを開いた場合

処理履歴がない焼き込み済みのモザイクは、範囲を正確に表示できません。このアプリの履歴から確認できる範囲が対象です。青くない場所も元の表示で確認してください。

速い動きは、スロー再生で確認 →

速い動きは、スローで確認する

再生ボタンのすぐ下にある「1.0倍」などの欄を押します。開いた一覧で速度を選びます。

①再生ボタンのすぐ下が、再生速度の選択欄です。
①再生ボタンのすぐ下が、再生速度の選択欄です。
②0.25倍・0.5倍でゆっくり確認。通常の速度に戻すときは1.0倍を選びます。
②0.25倍・0.5倍でゆっくり確認。通常の速度に戻すときは1.0倍を選びます。
  1. ゆっくり再生して探す再生を押し、対象の端・出入り・場面の切り替わりを確認します。再生中も速度を変更できます。
  2. 気になる所で一時停止←/→で1フレームずつ前後を見ます。必要なら「処理範囲を表示」で青く表示します。

0.25倍0.5倍0.75倍1.0倍1.25倍1.5倍1.75倍2.0倍

確認画面だけの速度設定です。書き出す動画の速度は変わりません。

見逃しの事例を集め、今後の手直しを減らす

動画の入出力設定にある学習用チェック欄と保存先
動画の準備画面左側にある「学習用」をチェックし、その行の「選択」で保存先を決めます。画像を押すと画面全体を確認できます。
1 学習用を有効にする保存先を指定
2 見逃しを保存するレビュー中にVキー、または「かける」で追加
3 運営へ提供未加工のフレームをまとめて渡す

保存から提供までの説明図です。Vキーを押した瞬間と保存先ファイルの実画面は未撮影です。

今後の手直しを減らすため、見逃しがあった画像・フレームを学習用に集め、まとめて運営へ提供してください。提供された事例を運営側の追加学習に使い、検出精度の改善につなげます。

  1. 左の「学習用」にチェックし、保存先を指定

    運営側へ渡す学習用の画像をまとめるフォルダーです。自動で学習や自動送信が始まる設定ではありません。

  2. 見逃しのあるフレームでVキー

    動画のレビュー中にVキーを押すと、その時点の未加工のフレームを保存します。「かける」でモザイクを追加するなどの操作をしたときも、そのフレームが保存されます。完成動画だけでなく、元の形が分かる学習用画像を集めます。

  3. 集めた学習用画像を、まとめて運営へ提供

    運営が案内する窓口と方法で提供してください。見逃しやすい形や見え方の事例を集めることが、精度を上げ、面倒な手直しや追従処理を減らすために役立ちます。

提供後も、動画ごとの再生確認は続けてください。改善の程度は素材や見え方によって異なります。

保存したフレームを確かめる

レビュー中にVキーを押すか手動で効果を追加した後、学習用フォルダに未加工のフレームが保存されたか確認します。必要な画像をまとめて運営へ渡します。

複数動画の管理

行の選択と、処理対象のチェックを分ける

実画面:動画一覧の追従結果、完了1本の表示
一覧から追従した1本が完了した画面
  1. 状態で対象を探す

    追従待ちや要対応の動画を絞り込みます。行をクリックするとその動画の詳細を確認できます。

  2. 実行する動画にチェックする

    行を選んだだけでは処理対象のチェックは変わりません。絞り込みを変えてもチェックが残るため、対象本数を確認します。

  3. まとめて追従して、結果を見る

    「追従開始」でチェックした対象を実行。失敗・中断した動画は詳細を確認し、必要な修正後に再実行します。処理済みで追従待ちがない動画は実行対象になりません。

確認が終わったら、動画を書き出す

①右下の「この動画を出力」を押す

今見ている1本なら「この動画を出力」。複数本を書き出すときは「全動画を出力」へ進みます。
今見ている1本なら「この動画を出力」。複数本を書き出すときは「全動画を出力」へ進みます。

②確認画面の「はい」を押す

この動画を出力する確認です。「はい」で書き出しを開始します。
この動画を出力する確認です。「はい」で書き出しを開始します。

追従待ちが残っている場合は、案内に従って先に追従処理を終えます。「保存して次へ」で編集内容を保存する操作と、完成した動画ファイルの出力は別です。

③保存完了と保存先を確認する

保存できた本数と保存先を確認します。「保存先を開く」で完成ファイルを確認できます。
保存できた本数と保存先を確認します。「保存先を開く」で完成ファイルを確認できます。

書き出した動画も再生し、対象の中央・端・出現から消失まで、モザイクの漏れがないか最後に確認します。

ボタンを押すところから、動画で確認

36秒の実操作録画。右下のボタン → 確認 → 書き出し → 保存完了の順です。最初は消音で、日本語字幕を表示します。音声解説はプレーヤーで音をONにすると聞けます。

操作を動画で見る

操作動画は改訂中です。切り出し不良は修正しました。全体を囲み直す・複数動画を指定してまとめて追従する実演などを追加するため、撮り直しを残しています。操作手順は、このページの本文を先に改訂しています。

音声解説・日本語字幕付き。見たい操作を押すと、その場面から再生します。全画面でも確認できます。

実際のアプリ操作を連続録画し、待ち時間を短縮して編集しています。比較見本・設定の拡大・区間帯の説明図も併用しています。

輪郭に沿って、外周を滑らかに隠す

「手動設定」→「処理方法」→「輪郭に沿う」を選びます。モザイクの粒を残しながら、隠す範囲の外周を対象の形に沿わせ、滑らかにつなぎます。

左は「輪郭に沿う」、右は「四角で処理」。同じ対象・同じ粒度24pxの比較です。粒を細かくして違いを見せているわけではありません。

同じ粒度24px。左は対象の輪郭に沿う滑らかな外周、右はブロック単位の四角い外周。
曲がった外周を比べてください。画像を押すと大きく確認できます。

4秒・無音。左は滑らかな外周、右はブロック単位の外周。写真にパンとズームを加えた素材に、保存済みのSAM2追従範囲を使って2方式を適用した仕上がり見本です。

対象の中央まで隠したうえで、外周の仕上がりを整えています。効果と処理方法の設定を見る →

動かして、中央まで隠れることを確認

写真にパンとズームを少しずつ加えた、8秒の動画教材です。バナナとアワビの両方を追従させ、外周から中央まで隠しています。4秒で別の写真へ切り替わるため、区間を分けてそれぞれ処理しています。

処理前:輪郭も中央も見える
処理後:動きに追従し、中央までモザイク

同じフレームの中央を拡大

処理前:アワビの中央の細部が見える
処理前
処理後:アワビの中央と外周を覆ったモザイク
処理後:中央に塗り残しがない

使うボタンと、押した後にすること

下の拡大画像と同じ名前を、アプリ画面で探します。画像を押すと実画面全体を開けます。ツール選択のメニューは、画像・動画で共通です。

追従開始

追従開始

範囲と区間を指定した後、今の動画の追従待ちを実行します。件数は待っている指定の数です。

次に確認:処理と表示準備が終わったら、スロー再生と1フレーム送りで漏れを確認します。

モザイク削除

モザイク削除

モザイクの対象を選び、消す開始・終了フレームを指定して削除します。複数の対象も選べます。

次に確認:対象と区間が正しいか、前後のフレームと必要なモザイクが残っているか確認します。

元に戻す

元に戻す

直前の編集を1つ取り消します。間違ってかけた・消したときに使います。Ctrl+Zでも操作できます。

次に確認:戻した結果を映像で確認します。動画全体を初期化するリセットとは別です。

やり直し

やり直し

「元に戻す」で取り消した編集を、もう一度適用します。Ctrl+Yでも操作できます。

次に確認:やり直した範囲と区間を確認します。新たに追従を解析し直す操作ではありません。

この動画を出力

この動画を出力

今見ている動画を、完成した動画ファイルとして出力1へ書き出します。確認画面では「はい」で実行します。

次に確認:保存完了と保存先を確認し、書き出した動画も再生して漏れを確認します。

全動画を出力

全動画を出力

複数動画の出力へ進みます。確認画面に表示された出力対象・本数・保存先を確認して実行します。

次に確認:出力結果で失敗や未完了がないか確認します。指定を保存しただけでは完成動画にはなりません。

まとめて追従

まとめて追従

各動画で「保存して次へ」を繰り返した後、待っている追従を動画一覧からまとめて実行します。対象はチェックで選びます。

次に確認:対象本数と完了・中断・失敗を確認し、処理後は1本ずつ結果を見直します。

前へ・次へ

前へ・次へ

編集内容を保存し、別の動画へ移動します。Aが前、Fが次です。追従待ちがあると「今すぐ追従/保存して次へ」の確認が出ます。

次に確認:次の動画の名前を確認します。←/→の1フレーム移動とは違います。

再生・停止

再生・停止

再生を始める/止めるボタンです。Spaceでも切り替えます。シークバーで時間移動し、←/→で1フレームずつ確認できます。

次に確認:再生速度を0.25倍・0.5倍へ落とし、速い動きや対象の出入りを丁寧に確認します。

操作パネルを隠す

操作パネルを隠す

上の編集ツールと下の再生・操作パネルを隠し、映像を見る領域を広げます。モザイクは残ります。

次に確認:「操作パネルを表示」で元に戻してから、編集や出力のボタンを使います。

最大化

最大化

左の設定欄を畳み、映像を広く表示します。進行状況やヒントも畳まれます。素材の解像度や出力設定は変わりません。

次に確認:端の漏れを確認します。「通常表示」で元に戻し、必要な設定を操作します。

手動設定

手動設定

これから手動で追加する範囲の効果、粒度、処理方法、AI検出範囲拡張などを設定します。左の自動処理用設定と使い分けます。

次に確認:モザイク/ぼかし/黒塗り/白塗り、粒度、輪郭に沿う/四角で処理の選択を確かめてから範囲を指定します。

AI選択

AI選択:共通のツール選択メニュー

対象の輪郭を選びたいとき。Ctrl+ドラッグで大まかに囲み、候補を確認して適用します。ホイールで候補を切り替え、Escで解除できます。

次に確認:候補が対象の中央と端まで含んでいるか確認します。通常ドラッグは部位のスマート検出です。

ブラシ

ブラシ:共通のツール選択メニュー

自由な線や細かな形を描いて指定したいとき。Ctrl+ドラッグは描いた範囲を直接処理し、通常ドラッグはスマート検出です。

次に確認:「追従」では今回の指定だけが対象です。同じ場所をかけ直すときは、全体を指定します。

矩形

矩形:共通のツール選択メニュー

四角い範囲で指定したいとき。Ctrl+ドラッグで四角を直接指定し、通常ドラッグでは囲んだ範囲でスマート検出します。

次に確認:対象全体を含めたか確認し、適用方法と開始・終了フレームを指定します。

楕円

楕円:共通のツール選択メニュー

丸みのある範囲で指定したいとき。Ctrl+ドラッグで楕円を直接指定し、通常ドラッグではスマート検出します。

次に確認:対象の端まで隠れるか確認し、追従する区間を対象が映っている間に合わせます。

キー操作の早見表を見る / 漏れを確認して補修する手順へ

表示を広げた後に戻す

「操作パネルを隠す」で映像を広く見た後は「操作パネルを表示」でボタンを戻します。「最大化」は「通常表示」で戻します。確認を終えるときは下の「処理終了」を使い、保存や出力の結果を確認してください。

細かな操作

動画編のキー操作と、戻す範囲

操作キー・注意点
1フレームずつ移動←/→。
再生・停止Space。
次・前の動画F/A。フレーム移動とは異なります。
元に戻す・やり直すCtrl+Z/Ctrl+Y。
現在のフレームをリセットCtrl+G。現在のフレームだけのモザイクを消します。ほかのフレームには残ります。
動画全体をリセットCtrl+Shift+G。今開いている動画の全フレームのモザイクを消します(確認あり)。ほかの動画は消しません。
学習用フレームを保存V。学習用を有効にして保存先を指定します。現在の未加工のフレームを保存します。
拡大・表示位置の移動Ctrl+ホイール/Ctrl+Shift+ドラッグ。
全画面F11。EscまたはF11で解除。
効果と粒度「手動設定」。手動で追加する効果、粒度、AI検出範囲拡張などを指定します。

今回の実画面ではモード選択、区間指定、固定/追従の切替、追従、一覧からの追従、出力完了を確認しました。対象全体の囲み操作と動画全体リセットは、上の短い実演動画で確認できます。キー操作と説明はアプリ内ガイド・実装に照合しています。